preface 〜はじめに〜
サラリーだけのためのサラリーマンになっていませんか?
あなたは、今お勤めの会社に定年まで勤め続ける意思がありますか?
そうであるとして、日々の仕事は楽しいですか?自分の考え・働きが会社を少しでも動かしていると実感できる瞬間がありますか?
そうでないとして、その理由は何ですか?いつまで勤め続ける予定ですか?仕事のやり甲斐よりも、お金のために仕方なく・・・と毎日のように感じていますか?
今現在、どちらかであるとはっきり宣言できる人、考えたこともないという人、漠然とではあるけれどいずれかであるという人、それぞれいることと思います。
人それぞれであっていいと思います。
ただし、サラリーをもらうだけのサラリーマンになってしまっている同輩・そうするつもりでいる後輩〔・・・=「パラサイト・サラリーマン」(=寄生虫サラリーマン)と呼んでいます・・・〕を目の当たりにするにつけ、心穏やかではいられなくなります。
「パラサイト・サラリーマン」のままでは、結局は「宿主」(=会社)と運命をともにするしかありません。「宿主」が倒れたら共倒れになるのは当然として、「宿主」の病気は寄生虫にもうつります。「寄生虫」がどんなに美しくても「宿主」が醜悪であれば所詮はすべて醜悪なのです。「宿主」が強い姿勢で追い出そうとかかってきたら、「寄生虫」がそれに抗うことはほとんど不可能です。
サラリーをもらうだけのために会社に寄生している「パラサイト・サラリーマン」レベルから、−−せめて気持ちの上だけでも、精神面だけでも−−脱却している必要性をことさらに説く所以がここにあります。
↑このページのトップにもどる
chapter 001 成功する人
成功者の資質
自分自身大学を卒業して都市銀行に勤めた頃は、なれの果てが支店長というのもちょっと情ないかもしれないな〜と感じつつも、当然定年まで勤め続けるつもりでいました。まさか三年で辞めてしまうなんて夢にも思いませんでした。
- 銀行にいた三年間・・・ときはバブル経済の絶頂期でした。貸し倒れの危険のない業績良好で当面は借金の必要がない中小企業に、いかに億単位のカネを長期融資するか、銀行挙げて悪知恵にワル知恵を絞り、それがマニュアル化されて全総合職に徹底されるおぞましさでした。むりやりに長期融資させるために手段として活用されたのが、「ヘンガク保険」・「ジューセン活用の迂回融資」・「地上げまがい行為」・・・。そして、そのための合宿集合研修までセットされる周到ぶり。
- 経営の根底にあるのは、いかに多く儲けるか・S銀行よりも1円でも多く稼がねばならないという絶対的使命感でした。銀行の公共性とか間接融資による経済活動の活性化な〜んていう「本来の役割」なんて顧みられることはありませんでした。でも、当時は業界全体がそういう風潮にありましたから、それがフツーだったのです。恐ろしいことです。
- 弱冠27歳の駆け出し渉外担当ではありましたが、こんなことをやっていたら将来とんでもないことになる! 自分の上からの指示に基づく取引先企業への提案は、その企業のレベルを飛び越えて地域・業界はおろか日本経済全体に対する害悪の撒き散らし以外の何物でもない! との予感・思いにさいなまれること縷々でした。
- 十年経って、私の予感はことごとく的中しました。天下の大銀行のブレーンたちが練りに練ったワル知恵の数々は、所詮はすべてがただの「サル知恵」でしかなかったことを痛感し苦笑するしかありませんでした。「ジアゲノウハウ研修」で得意満面に講師を務めていた−−当時の−−人事部の小太り研修課長がふと思い出され、懐かしさも同時に覚えたものです。
- でも、誰も責任をとらないばかりか、税金を投入してとりあえず収拾させる、という銀行にとってはこの上もなくありがたいエンディングと相成りました。
経済情勢も雇用環境もサラリーマンにとってはまだまだ順風とはいい切れない昨今ではありますが、こんな時代でも、入社した会社で大成する人・転職してサラリーマンは続けながらも中途入社のハンディをものともせずに転職先で上り詰めてしまう人・独立起業して成功する人・月〜金曜日は会社員で土日曜日は起業人として稼ぐ人が実際に存在します。
方向はそれぞれですが、共通していえることは「成功している」ということ。
「会社を飛び出して独立起業して成功する人」と「大会社の生え抜きの社長」の二者を比べた場合、前者の方がスゴいというのが最近の風潮といえます。
でも、前者に聞くとおごることなく冷静にこう言います。「会社を飛び出してしまったけれど、残っていたら社長になっていただろうなぁ。」
後者に聞くとこう言います。「自分はたまたまこの会社で活路を見出しただけのこと。それができなかったら、転職をしていたかもしれないし独立していたかもしれないけれど、いずれにせよ自分で納得のいく成功は確実にしただろう。」
両者に共通して言えることは、会社がどうのこうのという以前に「確たる自分自身」が存在していることではないでしょうか。会社の飼い犬に決して成り下がらずに、自分の方向性と会社の方向性を数段階上のレベルから冷静に分析する姿勢がうかがわれます。これって、実は経営者の視点です。
↑このページのトップにもどる
chapter 002 会社からの自立
「自立」の概念
たとえば、今あなたは一介のヒラ社員にすぎないとしても、精神的にも会社の所有物・歯車・奴隷(・・・少々いいすぎでしょうか・・・)でいる必要はないのです。
いいつけられた業務を忠実に履行してほめられることに満足せずに、自分が課長だったら・・・、部長だったら・・・、社長だったら・・・と考えつつ、今後与えられた業務に取り組んでみてください。
これを続けるうちに、資本金たかだか数千億の会社・部長からの指示を何も考えずにそのまま流す忠犬無能課長が、本当に些細な存在と化します。
「カイシャイン」を脱した「おとなの自立した企業人」誕生の瞬間です。
その時点で、真摯に今後の自分自身の方向性を検討してみてください。もはや「パラサイト・サラリーマン」でない以上、現在の「宿主」にしがみ続ける必要はありません。検討の結果として、寄生が主目的でない「宿主探し」をしてもよし、自分自身が「宿主」となってもよし・・・。
でも、「おとなの自立した企業人」になっていない段階で、アホ課長に愛想をつかしたという一事をもってゆめゆめ退職・独立なんてしないでください。
経営者としてのベースがない以上、独立して成功できる可能性は0パーセントです。
↑このページのトップにもどる
【サイト案内】
↑このページのトップにもどる
|
◆ビジネスマン有益情報◆
急な出張・突然の宿泊に・・・
◆「自立」とは・・・?◆
実践的ノウハウの宝庫
アイディア・資金・時間がなくても起業してビジネスオーナーになれるノウハウを初公開!
ただの精神論と字面のノウハウに終始せず、実際のビジネスにチャレンジできるところが最大の魅力です。
「パラサイト・サラリーマン」を卒業して、目指すは「ビジネスオーナー」!
◆ビジネスマン必聴!◆
新鮮な「ネタ」仕入れなら
毎月2,500円で新鮮なビジネス書4冊のエキスだけを、読まずして吸収できます。
役員よりも新刊ビジネス書を数多くしかも素早く読んでいると勘違いされ、勉強熱心だと一目置かれるようになります。
レポート・ビジネスレターや訓話にもここから得たホットで斬新な発想を盛り込むことができ、管理人も非常に助かっています。これはgoodです。
《詳細情報ページあります! by管理人》
↓↓↓↓↓↓↓↓
管理人による月刊トークス紹介
◆ビジネスマン必読!◆
「儲け」の発想・極意
■「会社勤めしながら副業で稼げる方法とは?」
■「お金をかけずに大儲けできるビジネスは?」
■「独立して自宅で個人事業を始める方法は?」
■「売り上げを伸ばす商売繁盛の極意とは?」
■「元手資金倍増を実現する投資方法は?」
■「タダで公的資金がもらえる方法は?」・・・
百聞は一見に如かず。目から鱗が落ちまくります。本屋では買うことのできない数量限定の「儲け指南書」。
◆ビジネスマン御用達◆
おすすめ厳選サイト
オフィスや家庭で使用する消耗品類・文房具類のデリバリーショップが増えつつあります。業界が価格競争の段階に入っています。便利なら多少高くても…という発想はもはや不要です。便利で本当に安いショップを活用しましょう!e-supplyはイチオシです。
名刺もTPOに合わせて使い分ける時代です。デキるビジネスマンは名刺を武器に使ってまずは自分を売り込むことから始めます(→自費で名刺を作っています)。会社よりも自分を知ってもらうための「使える名刺」を試しに作って、実際に使ってみて下さい。

スーツ・シャツ・ネクタイから靴・小物に至るまでネットでコーディネイトのうえ、購入できます。既製サイズで問題ない方には自信をもっておすすめできます。 シャツ・ネクタイは価格のリーズナブルさはもとより、種類も豊富でgoodです!
充実した検索機能・豊富な品数でほしいもの・探しているものが確実に見つかります。
◆独立・起業関連◆
おすすめ書籍
BEST6
◆ ビジネス関連 ◆ 掘り出し情報
|